ある朝、いつも元気だった娘が突然「気持ち悪い…」と言って吐いてしまったら、びっくりしますよね。
「なんで急に?」「変なものでも食べたかな?」
そんなふうに、自分を責めたり、不安で胸がいっぱいになったりするお母さんも少なくないはずです。
小学生の娘が急に吐く…?

小学5年生の娘も、まさにそんな症状に悩まされていました。
- 朝ごはんを食べてすぐ吐いた
- 車の中で突然吐いた
- 朝にお粥を少し食べただけでも吐いた
病院に行っても原因がはっきりせず、「どうしたらいいの?」と悩む日々。
そんなとき、ある小児科の先生に相談したところ、「アセトン血性嘔吐症」と診断されました。
アセトン血性嘔吐症って?
簡単に言うと、血糖値が下がることが原因で起こる吐き気です。
「自家中毒」とも呼ばれ、体質的なものなので、成長するにつれて自然に落ち着くことが多いそうです。
「病気じゃないんだ!」とホッとしたものの、次に出てくる悩みは「じゃあ、どうやって娘をサポートすればいいの?」ということでした。
我が家で試している3つのサポート方法
あれこれ試行錯誤した結果、娘の症状を少しでも和らげるために、今実践していることがあります。
1. 朝の空腹時間を短くする工夫
朝は血糖値が下がりやすいので、起きたらすぐに糖分を少し補給しています。
娘が好んで飲んでくれるのは、温かい甘酒にぶどうジュースとキウイを入れたドリンク。
甘酒はブドウ糖が豊富で、手軽にエネルギーを補給できます。
ちょっとさらっとしているので、ウェルチのぶどうジュースと混ぜて飲んでいます
2. ポカリスエットやブドウ糖タブレットを常備
吐きそうになったり体調が不安定な時用に、ポカリスエットやブドウ糖タブレット、ラムネを常備しています。
学校に持たせれば、気持ち悪くなった時にすぐ糖分を補給できます。
3. 漢方で体質サポート
お医者さんに相談して、オースギ21番の漢方を試しています。
胃腸を温めて体力を補うやさしい処方で、娘も飲みやすく無理なく続けられています。
完璧じゃなくて大丈夫
正直に言うと、これらの方法で症状が完全に治ったわけではありません。
今も娘の体調と向き合いながら、一進一退を繰り返す毎日です。
でも、だからこそ「完璧じゃなくて大丈夫」と自分に言い聞かせています。
スピリチュアル的にも寄り添う
体調だけでなく、心や気の流れにも目を向けてみると、娘の体質や症状を理解するヒントになります。
- 朝の体調がすっきりしない → エネルギーの流れが整っていないサインかも
- 急に吐く → 心身がバランスを取ろうとしている現れ
- 午後から元気になる → 体が自然に回復力を働かせている
スピリチュアル的には、「吐き気」という体のサインを通して、心と体のバランスを整えるタイミングだと考えられます。無理に治そうと焦るよりも、子どもの体と心をゆっくり観察し、寄り添うことが大切です。
最後に
お子さんが急に吐いてしまうと、とても心配でどうしていいか分からなくなりますよね。
でも、「私の子育てが悪いのかも…」と悩む必要はありません。
まずは落ち着いて、お医者さんに相談してみることが大切です。
この体験が、同じような悩みを持つお母さんたちの不安を少しでも軽くするお手伝いになれば嬉しいです。
💬 ご質問や体験談もコメント欄でお待ちしています。
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