こんにちは!主婦歴20年以上、家族の健康を守るために薬膳を取り入れた料理に挑戦している私です。冬至は「腎」を養う季節。体を温める食材や旬の野菜を取り入れた献立で、寒い冬を乗り切る準備をしましょう。今回の献立は、豪華だけど手軽に作れるレシピばかり。薬膳初心者の方でも楽しく作れるよう丁寧にご紹介します!
献立と24節気の工夫
冬至とは?
冬至は一年で最も夜が長い日。「陰」が極まり「陽」が生まれる重要な節気です。中医学では、腎を養い、体を温める食材を積極的に取り入れることが推奨されています。今回の献立では、肉や根菜類、薬膳効果の高いスパイスを活用し、体の内側から元気になるメニューを揃えました。
献立と食材の効能
メイン
ステーキ&スペアリブのグリル焼き
牛肉・豚肉:腎を補い、体力をつける。冬の冷え対策に最適。
ケチャップ・オイスターソース:味に深みを与え、消化を助ける働き。
副菜
1. ほうれん草とじゃがいものターメリックニンニク炒め
ほうれん草:血を補い、冷え改善に効果的。
じゃがいも:胃腸を健やかにし、エネルギー補給。
ターメリック:抗炎症作用で免疫力アップ。
ニンニク:体を温め血流を良くする。
2. 山芋と赤い玉ねぎのサラダ
山芋:滋養強壮、消化促進、腎を養う。
赤玉ねぎ:血液をサラサラにし、デトックス効果。
3. れんこんのソテーとクリームチーズ、ミニトマトの前菜
れんこん:喉を潤し免疫力を高める。
クリームチーズ:骨を強化するカルシウムが豊富。
ミニトマト:ビタミンCが多く風邪予防に役立つ。
4. トマトと白菜のスープ
トマト:体を潤し疲労回復を促進。
白菜:消化を助け体の余分な熱を取り除く。
デザート
キャラメルジュースのプリン
キャラメル:気を補い疲労回復に効果的。
卵:滋養を与え体力をつける。
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レシピ
1. ステーキ&スペアリブのグリル焼き
材料
ステーキ肉:2枚
スペアリブ:4本
ケチャップ:大さじ2
オイスターソース:大さじ1
ニンニク:2片
塩コショウ:適量
作り方
1. ステーキ肉とスペアリブに塩コショウを振り、30分置く。
2. フライパンでステーキを好みの焼き加減に焼く。
3. スペアリブはオーブンで200℃で20分焼き、ケチャップとオイスターソースを絡める。
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2. ほうれん草とじゃがいものターメリックニンニク炒め
材料
ほうれん草:1束
じゃがいも:2個
ターメリックパウダー:小さじ1
ニンニク:1片
オリーブオイル:大さじ2
作り方
1. ほうれん草は軽く茹でて水気を絞り、食べやすい大きさに切る。
2. じゃがいもは薄切りにして油で炒め、ほうれん草と合わせる。
3. ターメリックと刻んだニンニクを加え、全体を炒め合わせる。
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3. 山芋と赤い玉ねぎのサラダ
材料
山芋:100g
赤玉ねぎ:1/2個
ポン酢:大さじ2
作り方
1. 山芋は短冊切り、赤玉ねぎは薄切りにして水にさらす。
2. 皿に盛り付け、ポン酢をかけて完成。
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4. トマトと白菜のスープ
材料
トマト:2個
白菜:2枚
水:500ml
塩コショウ:適量
作り方
1. トマトと白菜を一口大に切る。
2. 鍋に水を入れ、トマトと白菜を煮込む。
3. 塩コショウで味を調える。
失礼しました!キャラメルジュースを使用したプリンのレシピに修正しますね。
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キャラメルジュースのプリン
材料
キャラメルジュース:200ml
牛乳:100ml
卵:2個
砂糖:大さじ1
作り方
1. ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えてよく混ぜる。
2. キャラメルジュースと牛乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
3. こし器で液体をこし、滑らかにする。
4. プリン用の容器に流し入れ、蒸し器で弱火で15分ほど蒸す。
5. 粗熱を取った後、冷蔵庫で冷やして完成。
キャラメルジュースの風味を生かした甘さ控えめのプリンに仕上がります。お子さんも喜んでくれるデザートです!
スパイスとハーブを付け加えるなら
今日の料理にハーブやスパイスを薬膳的に取り入れると、風味が増すだけでなく、体調を整える助けにもなりますよ。以下は、各料理に合わせて薬膳的に取り入れやすいハーブやスパイスのアドバイスです。
1. ステーキ
薬膳的なハーブ・スパイス:黒胡椒、ローズマリー
効能:黒胡椒は「温」の性質を持ち、血行を良くし、消化を助ける効果があります。ローズマリーは「温」性で、気を活発にし、胃腸の働きを助けます。
使い方:ステーキを焼く前に、黒胡椒を振りかけてローズマリーを少し添えて焼くと、風味が豊かに。
2. スペアリブのグリル焼き
薬膳的なハーブ・スパイス:シナモン、スターアニス
効能:シナモンは体を温め、血行を促進します。スターアニス(八角)は消化を助け、風邪予防にも効果的です。
使い方:スペアリブにシナモンとスターアニスを少し加えたマリネ液を使うことで、肉の旨味を引き出しつつ、消化促進の効果も期待できます。
3. ほうれん草とじゃがいものターメリックニンニク炒め
薬膳的なハーブ・スパイス:ターメリック(ウコン)、クミン
効能:ターメリックは「温」の性質で、血行を良くし、抗炎症作用があります。クミンも胃腸を整え、消化を助ける効果があります。
使い方:ほうれん草とじゃがいもを炒める際に、ターメリックとクミンを加えると、スパイスの香りとともに薬膳的な効能が楽しめます。
4. 山芋と赤い玉ねぎのサラダ
薬膳的なハーブ・スパイス:ミント、レモングラス
効能:ミントは「涼」の性質を持ち、消化を助け、食欲を増進させます。レモングラスも胃腸の働きを整え、体内の熱を冷ます効果があります。
使い方:サラダにミントの葉をトッピングしたり、レモングラスをドレッシングに加えると、さっぱりとした味わいに。
5. れんこんのソテークリームチーズミニトマトの前菜
薬膳的なハーブ・スパイス:タイム、バジル
効能:タイムは「温」の性質で、消化を促進し、気の流れを良くします。バジルは胃腸を温め、消化をサポートします。
使い方:れんこんとトマトにタイムを加えてソテーし、仕上げにバジルをトッピングすると、風味が豊かで、消化にも優しい一品に。
6. トマトと白菜のスープ
薬膳的なハーブ・スパイス:生姜、白胡椒
効能:生姜は「温」の性質を持ち、体を温め、消化を促進します。白胡椒は体を温め、寒さから体を守る効果があります。
使い方:スープに生姜と白胡椒を加えると、体を温める効果が高まり、冬にぴったりな薬膳的なスープになります。
7. キャラメルジュースのプリン
薬膳的なハーブ・スパイス:シナモン、バニラ
効能:シナモンは体を温める効果があり、バニラはリラックス作用があります。
使い方:プリンの仕上げにシナモンを少し振りかけると、甘さに深みが増して、薬膳的にも体を温めてくれます。
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これらのハーブやスパイスを取り入れることで、日々の料理に薬膳的な効能をプラスできます。体調や季節に合わせて選び、少しずつ実践してみてくださいね!
冬至にぴったりの豪華な薬膳ディナーをご紹介しました。滋養を深める肉料理に加え、薬膳的に体を温める副菜とスープでバランスを整えました。デザートまで手作りすれば、家族みんなが笑顔になれること間違いなしです。ぜひ作ってみてくださいね!
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