冬至にぴったりの薬膳献立:鯛一匹で取った出汁で鯛がゆとあさりの煮物を作る!


こんにちは!

四人家族のお母さんとして、毎日のごはん作りには悩みが尽きません。

でも、薬膳に出会ってからは季節に合わせた「今食べるべきもの」を意識するようになりました。

今日は、冬至の季節にぴったりの体を温める献立を、簡単なレシピとともにご紹介します!

目次

冬至にぴったりの薬膳献立:鯛一匹で取った出汁で鯛がゆとあさりの煮物を作る!

前日食べ過ぎたので、お粥にしてみました!が、食べ盛りがいるので、結局おかずをたくさん作ってしまいました~~

24節気「冬至」について

冬至は1年で夜が最も長い日。陰が極まり陽が生まれる時期で、寒さに負けない体づくりが大切です。
この時期は消化を助ける温かい食事を摂り、内臓の機能を整えることが重要です。

献立とレシピ

1. 鯛お粥

効能:胃腸を温め、消化を助けるお粥に、鯛の滋養効果をプラス。骨出汁は免疫力を高め、体を芯から温めます。

材料(4人分):
米 1カップ
鯛の骨出汁 3カップ
鯛の身(塩焼きしたもの) 適量
塩 少々

作り方:

1. 鯛の骨を水で煮て出汁を取ります(30分程度)。

2. 米を洗い、出汁で煮ます。

3. 火が通ったら鯛の身をほぐして加え、塩で味を調えます。


2. 卵焼き(醤油風味)

効能:卵は滋養強壮に優れ、体力回復をサポートします。醤油の香ばしい風味が食欲を増進させます。

材料(4人分):
卵 3個
醤油 小さじ2
油 適量

作り方:

1. 卵を割り、醤油を加えてよく混ぜます。

2. フライパンを熱して油をひき、卵液を流し入れて巻きながら焼きます。


3. あさりとキャベツの煮物

効能:あさりは肝機能を高め、キャベツは消化を促進。冬に不足しがちなビタミンCも補えます。

材料(4人分):
あさり 200g
キャベツ 1/4玉
水 1カップ
醤油 小さじ2
みりん 小さじ1
にんにくひとかけ

作り方:

1. あさりは砂抜きして洗います。

2. 鍋ににんにく、水、醤油、みりんを入れ、キャベツとあさりを加え煮込みます。

3. あさりの殻が開いたら火を止めます。


4. 里芋とこんにゃくの煮物

効能:里芋は胃腸を助け、こんにゃくは腸内環境を整えます。

材料(4人分):
里芋 4個
こんにゃく 2分の1枚
出汁 2カップ
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1

作り方:

1. 里芋は皮をむき、こんにゃくは一口大に切ります。

2. 鍋に出汁、醤油、みりんを入れ、材料を煮ます。

3. 柔らかくなったら完成です。


5. 豆腐と白菜の味噌汁

効能:豆腐は体を潤し、白菜は風邪予防に効果的です。

材料(4人分):
豆腐 1丁
白菜 2枚
味噌 大さじ2
出汁 3カップ

作り方:

1. 白菜を細切りにし、豆腐を一口大に切ります。

2. 出汁を温め、具材を加えて煮ます。

3. 味噌を溶き入れて完成です。


6. さつまいもシルクスイートの焼き芋

効能:さつまいもは腸を整え、エネルギー補給に最適です。

材料:さつまいも 適量

作り方:

1. さつまいもを洗い、アルミホイルで包みます。

2. オーブンで180℃で40分焼きます。


もちろん、さらに詳しくお伝えしますね!

お粥の効能

お粥は、薬膳や中医学で非常に重視されている食材の一つで、体調を整えるために多くの利点があります。特に体調がすぐれない時や寒い季節には、消化を助け、体を温める効果が高く、心身をサポートしてくれる食材です。

1. 胃腸を優しくケア

お粥は非常に消化が良い料理です。お米を水分で煮ることで、粒が崩れて柔らかくなり、消化吸収が速くなります。これにより、胃腸に負担をかけず、消化器官が弱っている時でも、優しく栄養を補給できます。中医学では、胃腸が弱っているときや、食欲がないときにお粥を勧めます。

  • 胃腸の「気」を補う:お粥は「気」を補い、体のエネルギー源を提供してくれる役割を果たします。胃腸が弱っているとき、消化が難しくなることがありますが、お粥はその「気」を補い、消化器官を支えます。
  • 消化を助ける:お粥は消化を助ける作用があり、胃腸の働きを活発にし、食べ物の吸収をサポートします。胃の中で食べ物が重く感じることなく、スムーズに消化されます。

2. 体を温める

お粥は温かい食事であり、温かい食べ物を取ることで、体を内部から温める効果があります。冬など寒い季節には、冷えた体を温めるために非常に有効です。

  • 体内の「陽」を高める:中医学では、体内の温かさを「陽」と呼びます。お粥は体を内側から温め、「陽」を高める作用があります。これにより、冷えを解消し、寒さから守ってくれます。
  • 血行促進:温かいお粥を食べることで血流が促進され、体温が上がり、手足の冷えを防ぐ助けになります。

3. エネルギー補充

お粥は消化が良く、エネルギー源である炭水化物を手軽に摂取することができます。特に、食欲がない時や体力が落ちている時に最適です。

  • 炭水化物が豊富:米は主に炭水化物から成り、エネルギーの補給に最適です。消化吸収が良いため、胃腸に負担をかけることなく、必要なエネルギーを補充できます。
  • 長時間のエネルギー供給:お粥は少しずつエネルギーを放出するため、持続的に力を与えてくれます。特に体が疲れている時におすすめです。

4. 体調の回復を促進

お粥は、疲れた体を癒し、回復をサポートする力があります。体が弱っている時に食べることで、体内の免疫力を高め、早く回復する助けになります。

  • 免疫力を高める:お粥の温かさと消化の良さが、体の免疫力を向上させます。特に風邪を引きやすい季節や体調が優れないときに、内側から健康を支えます。
  • 体の「虚」を補う:中医学では、体が虚弱になることを「虚」と呼びます。お粥はその「虚」を補い、元気を取り戻すために役立ちます。

5. 精神的なリラックス効果

お粥はその優しい味わいから、心を落ち着ける効果もあります。ストレスが多い現代社会では、食事の時間に心身のリラックスを意識することが大切です。

  • 心を落ち着ける:お粥はシンプルで優しい味なので、食べると心が穏やかになります。特に忙しい日常の中で、心身のリラックスを促進する食べ物としてぴったりです。

6. デトックス効果

お粥は胃腸を整えることに加え、体内の余分な水分を排出し、デトックス効果も期待できます。

  • 水分代謝をサポート:お粥は水分が豊富で、体内の余分な水分を排出する効果があります。これによりむくみが改善され、体の不調を和らげます。

まとめ

お粥は、消化が良く、体を温め、エネルギーを補充し、免疫力を高めるなど、非常に多くの効能を持つ食材です。中医学では、体調が優れない時や寒い季節に最適な食べ物とされています。胃腸の負担を減らし、優しく体をケアするために、ぜひ冬の献立に取り入れて、家族の健康をサポートしてください。

まとめ


今回の献立は、冬の体を温める薬膳要素が詰まっています。消化に優しい鯛お粥から、ビタミン豊富な副菜まで、どれも家族が喜ぶメニューです。毎日の食卓で季節を感じながら、健康的なごはんを楽しみましょう!


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