こんにちは
今日は、午前中に時間が余ったので、神戸神社巡りをしています
北野天満宮に行った後に、生田神社へ足を延ばしました。
生田の森の素晴らしい波動にふれることで、エネルギーをもらったり、リラックスしたり、身体のバランスをとってくれると思います
神戸市に佇む生田神社は、神戸の歴史と文化を刻む古社として知られています。創建から現代までの歴史を辿りながら、この神社が持つ重要な意味や役割について紐解いてみましょう。
生田神社と境内の魅力:神戸の歴史と文化を刻む古社へ
神戸市中央区に位置する生田神社は、神戸の象徴として古くから人々に親しまれてきた歴史ある神社です。約1800年以上にわたる歴史を有し、その由緒ある存在は地元の信仰だけでなく、多くの参拝者からも尊敬されています。
創建と移転
生田神社は西暦201年に創建され、当初は新神戸駅の奥にある布引山に祀られていました。しかし、799年に大洪水が発生し、布引山の麓が危険にさらされたため、現在の場所に移転されました。
社名の由来
かつて、現在の神戸市中央区一帯が生田神社の社領であり、このことが「神戸」という地名の語源となったとされています。
社殿の復興
生田神社の社殿は、阪神淡路大震災などの災害によって何度も被害を受けました。しかし、その度に地元の信者や支援者の協力により、社殿は再建されてきました。この経験から、生田神社は「蘇る神」としても信仰されており、神社が災害に耐えて再び立ち上がる力強さが讃えられています
祭神
生田神社:縁結びと成長を祈る神々の住まい
神戸市中央区に位置する生田神社は、日本の古来から続く歴史と文化を象徴する神社の一つです。この神社の主祭神である稚日女尊(わかひるめのみこと)は、その名が示す通り、「稚く瑞々しい日の女神」と解釈され、天照大神の幼名や妹、和魂であるとも伝えられています。
稚日女尊は、万物の成長を加護する神として崇められ、また、「織物の神」としても知られています。その神格から、「人と人を繋ぐ『縁』を結ぶ神」として、広く信仰の対象となっています。生田神社は、この稚日女尊をはじめとする神々を祀り、地元の人々だけでなく、多くの参拝者から深く信仰されています。
季節 | 生田神社の祭りと行事 |
---|---|
春 | – 生田稲荷神社祭並びに餅まき神事- 曲水の宴- 春献茶祭- 生田祭例祭並びに氏子奉幣祭- 生田祭神幸式(御渡り式) |
夏 | – 夏越大祓式(茅の輪くぐり)- 道饗祭- 千燈祭- 大海夏祭 |
秋 | – 古式祭- 秋季大祭並びに氏子奉幣祭- 秋祭神賑行事(薪能・雅楽の夕べなど)- 秋献茶祭- 献華祭- 明治祭- 新嘗祭 |
冬 | – 煤払祭- 杉盛づくり- 師走大祓式- 道饗祭- 除夜祭- 初詣- 歳旦祭- 日供始祭- 翁面掛け神事- 元始祭- 氏子年頭拝- 注連縄焼却神事- 節分祭並びに豆撒き神事- 天皇誕生祭- 紀元祭- 祈年祭 |
【参考情報】
生田神社へ
東から入れる鳥居
正門の鳥居
生田の森:生田神社の歴史と自然の結晶
生田神社の境内北側に広がる「生田の森」は、鎮守の森として知られ、歴史的にも重要な場所です。この森は、平安時代の文学作品である『枕草子』にも詠まれ、大あらきの森や信太の森とともに讃えられてきました。
源平合戦や戦乱、災害によって度々被害を受けながらも、氏子や崇敬者の協力により復興されてきたことから、「蘇りの社」として信仰されています。また、生田の森内には「生田森坐社」があり、神功皇后を祭神として安産や万物成長、生田の森の守り神として崇められています。
自然の美しさと共に、生田神社の歴史と文化を象徴する場所として、生田の森は訪れる人々に深い感動を与えています。生田神社を訪れた際には、ぜひ生田の森を散策して、その神秘的な雰囲気を体験してみてください。
生田神社の境内に点在する主な施設と神社
No. | 名称 | 祭神 / 祭祀内容 |
---|---|---|
1. | 本殿 | 稚日女尊(わかひるめのみこと) |
2. | 住吉神社 | 海上安全・交通安全の神 |
3. | 八幡神社 | 厄除開運の神 |
4. | 諏訪神社 | 農耕狩猟・武運長久・力の神 |
5. | 日吉神社 | 農工業・五穀豊穣の神 |
6. | 市杵島神社 | 芸能上達・水の神 |
7. | 稲荷神社 | 生活守護・食物、稲の神 |
8. | 塞神社 | 病気封じ・道守りの神 |
9. | 雷大臣神社 | 後神家の始祖神 |
10. | 人丸神社 | 夫婦和合・学問向上の神 |
11. | 蛭子神社 | 商売繁盛の神 |
12. | 大海神社 | 海上安全・交通安全・方位除け・道開きの神 |
13. | 松尾神社 | 酒造・農工業の神 |
14. | 戸隠神社 | 身体健全・筋力増進・大力の神 |
15. | 生田森坐社 | 安産・万物成長・生田の森の守り神 |
これらの施設や神社は、生田神社の長い歴史と文化を体験する素晴らしい機会を提供しています。生田神社を訪れた際には、ぜひこれらの施設や神社を訪れてみてください。
生田神社へのアクセス方法
生田神社へのアクセスは非常に便利であり、以下の方法があります。
電車でのアクセス:
- JR三ノ宮駅、阪急電車神戸三宮駅から徒歩約5分。
- 阪神電車神戸三宮駅から徒歩約8分。
- JR新神戸駅(新幹線)から南へ徒歩約20分。
タクシーでのアクセス:
- JR新神戸駅からタクシーで約10分。
車でのアクセス:
- 阪神高速道路「3号神戸線」の生田川出入口または京橋出入口から約5分。
生田神社の住所は、兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1にあります。また、駐車場は約120台分完備されています。
これらの情報を参考にして、生田神社への訪問を計画してみてください。
まとめ
生田神社は、神戸の象徴とも言える古社であり、その歴史と文化を体現しています。創建から現代までの歴史や、周辺の生田の森、そしてアクセス方法などを通じて、神社の魅力に迫りました。
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