こんにちは
今日は、午前中に時間が空いたので、神戸の神社巡りをしました。
北野天満宮にいき、生田神社へ行き、
電車にのって湊川神社まで
初めて行きましたが、とても素晴らしい本殿で見どころも多かったです。
ウエディングの写真を撮られている方がいて、幸せをいただきました
神戸市に位置する湊川神社は、古くから神戸の心を映す歴史と文化の聖地として知られています。
その精巧な建築と神秘的な雰囲気は多くの人々を魅了し、訪れる人々に心の安らぎを与えています。
この記事では、湊川神社の歴史や建築美、周辺の観光スポットなどについて詳しくご紹介します。
神戸市湊川神社:精巧な建築と神秘的な雰囲気
神戸の心を映す歴史と文化の聖地:湊川神社
はじめに
神戸市中央区に鎮座する湊川神社は、南北朝時代の忠臣・楠木正成公を祀る神社です。明治天皇のご沙汰により創建され、正成公の忠義と武勇を称え、国の安泰と国民の幸福を祈願する神社として、多くの人々から崇敬を集めています。
歴史と由緒
湊川神社の起源は、正成公が湊川の戦いで壮絶な最期を遂げた場所に建てられた祠に遡ります。その後、明治天皇のご沙汰により現在の場所に社殿が建立され、明治5年に創建されました。
湊川神社の歴史と由緒
湊川神社の創建は1872年(明治5年)で、祭神は楠木正成公です。楠木正成公は、1336年に湊川の地で足利尊氏と戦い、殉節しました。この歴史的な出来事が、湊川神社の創建の背景となっています。
楠木正成公とは
楠木正成公は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将で、自称は橘氏後裔です。彼の出自は諸説ありますが、一説によれば大阪府千早赤阪村の出身で、河内の豪族とされています。楠木正成公は、後醍醐天皇に召し出され、千早赤坂の戦いで幕府軍を撃退し、建武中興に多大なる功績を残しました。しかし、足利尊氏が反乱を起こした際、正成公は湊川の合戦で自刃しました。
精巧な建築美
湊川神社は、朱色と金色の装飾が施された華麗な本殿をはじめ、随所に日本の伝統建築技術の粋が凝らされています。繊細な彫刻や美しい木組みは、見る者を圧倒する美しさです。
神秘的な雰囲気
緑豊かな境内は、都会の喧騒を忘れさせてくれる静寂に包まれています。一歩足を踏み入れると、心が洗われるような感覚を覚えるでしょう。
湊川神社では、さまざまな種類のお守りが提供されています。その中からいくつかをご紹介します:
- 錦守(にしきまもり):湊川神社を代表するお守りで、あらゆる事柄にご利益があるとされています。
- 難関突破守(なんかんとっぱまもり):奇策智謀をもって数万の幕府軍に勝利したご祭神楠木正成公にあやかったお守りです。
- 香氣守(こうきまもり):美しい護符と蝶、梅、花の飾り結びの紐が封入されたお守りです。
- しあわせ守(まもり):幸せなブーケをかたどったお守りです。
- 開運招福守(かいうんしょうふくまもり):黄金に輝くメタル製のカード型のお守りで、開運と幸福を招くとされています。
- 相生水引(あいおいみずひき)縁むすび守:良縁、円満、幸せを願うお守りです。
- 夫婦守(めおとまもり):大楠公と久子夫人の仲睦まじい夫婦関係を称えたお守りです。
これ以外にも、湊川神社ではさまざまなお守りが用意されています。詳細は神社の公式ウェブサイトをご確認いただくか、直接神社を訪れてください。
神戸観光の必見スポット
湊川神社は、神戸の歴史と文化を感じられる重要なスポットです。アクセスも良好で、JR神戸駅から徒歩圏内と、観光の際にはぜひ訪れたい場所です。
周辺のおすすめ観光スポット
湊川神社周辺には、神戸市立博物館や湊川公園など、歴史や文化に関するスポットが充実しています。また、北野異人館街や南京町も徒歩圏内なので、合わせて観光するのもおすすめです。
参拝のマナーと注意点
参拝の際は、服装や言動に注意しましょう。露出度の高い服装や、派手な言動は控え、静かに参拝するように心がけましょう。
アクセス方法
- JR神戸線・神戸駅:徒歩約10分
- 阪急・阪神・山陽各私鉄「高速神戸駅」:徒歩約5分
- 神戸市営地下鉄 西神・山手線「湊川公園駅」:徒歩約5分
公式ホームページ
https://www.minatogawajinja.or.jp/
注意事項
- 2024年2月21日時点の情報です。
- 参拝時間や休館日は公式ホームページでご確認ください。
湊川神社ギャラリー
湊川神社の境内は広大で、様々な施設や神社が点在しています。以下に主なものをご紹介します:
- 本殿:楠木正成公とその一族を祀っています。
- 楠本稲荷神社:商売繁盛・五穀豊穣の神を祀っています。
- 天満神社:学業成就・合格・文芸上達の神を祀っています。
- 宝物殿:楠木正成公ゆかりの品々を展示しています。
- 神能殿:能楽の舞台として利用されています。
- 楠公会館:ブライダル・ご会食・会議・展示会・レンタル・写真スタジオとして利用されています。
- 社務所・授与所:御守り、おみくじの授与をしています。
- 尚志館:茶華道などの修養に努める場として利用されています。
- 駐車場:御祈祷者、参拝者専用駐車場です。
- 参拝者用お手洗い:境内にはトイレも完備されています。
これらの施設や神社は、湊川神社の長い歴史と文化を体験する素晴らしい機会を提供しています。
神戸市の湊川神社、日本最古とされるオリーブの木
このオリーブの木は、樹齢約150年で、高さは約15mにも及びます。明治11年のパリ万博で事務官長を務めた前田正名が持ち帰ったものとされ、その後、神戸にあった国営のオリーブ園が閉園する際に湊川神社に移植されました。
現在でもこのオリーブの木は毎年実を結び続けており、その存在は日本のオリーブの歴史を物語っています。また、害虫の被害を受けたこともあり、その治療のためのイベントも行われています。
湊川神社を訪れた際には、ぜひこの歴史的なオリーブの木を見てみてください。
湊川神社の宝物殿
湊川神社の宝物殿は、昭和38年に崇敬者塩田富造氏の赤誠により竣工されました。ここには、楠木正成公(大楠公)ゆかりの品々が展示されています。
主な展示品:
- 国指定重要文化財の大楠公御真筆「法華経奥書」
- 伝大楠公御着用「段威腹巻」
- 大楠公ゆかりの貴重な刀剣、書画、その他資料の数々
拝観情報:
- 拝観時間:午前9時30分~午後4時30分
- 休館日:毎週木曜日
- 拝観料:大人 300円、高・大学生 200円、小・中学生 100円
湊川神社の宝物殿は、大楠公の歴史と文化を深く理解するための素晴らしい場所です。
参考資料
湊川神社へのアクセス方法
電車でのアクセス
- JR神戸線「神戸駅」から徒歩約3分
- 阪急・阪神・山陽各私鉄「高速神戸駅」からすぐ
- 神戸市営地下鉄山手線「大倉山駅」から南へ徒歩約5分
- 神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド駅」から北へ徒歩約5分
新幹線・飛行機でのアクセス
- 新神戸駅から車で約10分
- 神戸空港から車で約30分
車でのアクセス
- 新神戸駅から車で約10分
- 神戸空港から車で約30分
- 大阪方面より阪神高速3号神戸線 京橋ランプ下車、国道2号線を西へ約10分、東川崎交差点右折
- 姫路方面より阪神高速3号神戸線 柳原ランプ下車、国道2号線を東へ約10分、東川崎交差点左折
湊川神社の住所は、神戸市中央区多聞通3-1-1です。駐車場もあります。
まとめ
湊川神社は、神戸市の中心に位置し、日本最古とされるオリーブの木や貴重な宝物殿を有する歴史的な神社です。この記事では、神社の歴史や建築美、周辺の観光スポット、参拝のマナー、アクセス方法などを紹介しました。湊川神社を訪れる際には、その神秘的な雰囲気と歴史を感じてみてください。
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