近所の神社をまわっていたら、高砂神社に行ってみることにしました。
高砂神社は、兵庫県高砂市にある歴史ある神社です。
素盞嗚尊、大己貴命、奇稲田姫を祀り、相生の松やいぶきなどの神木があり結婚や商売繁盛のご利益があると言われています。
能・謡曲の『高砂』の舞台とも言われ、多くの人々に親しまれています。
このブログでは、高砂神社の見どころやアクセス方法などを紹介します。
近隣の神社と松のつながりを知りました
海につながる鳥居で見どころがたくさんある神聖な神社でした
高砂神社:結婚も商売も成功させるの兵庫県高砂市のパワースポット
高砂神社とその美しい四季折々の景色についての紹介
こんにちは、今日は兵庫県高砂市にある高砂神社についてご紹介したいと思います。高砂神社は日本の歴史や文化に深く関わる神社で、四季折々の美しい景色や祭りも楽しめる場所です。高砂神社の魅力や見どころを詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
歴史と由緒
高砂神社は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、奇稲田姫(くしなだひめ)を祀る神社です。素盞嗚尊は日本書紀に登場する国譲りの神話で有名な神様で、大己貴命はその弟で、奇稲田姫はその妻です。高砂神社は、神功皇后(じんぐうこうごう)が西征の際に大己貴命を祀ったのが始まりとされています。江戸時代には高砂城の敷地にあったこともあります。
高砂神社の主な祭事は、尉姥祭(5月21日)、祇園祭(7月7日~13日)、例祭(10月10日・11日)などです。尉姥祭では、相生の松に尉と姥が降臨するとされ、能・謡曲『高砂』が奉納されます。祇園祭では、山鉾や屋台が出され、市内を巡行します。例祭では、船渡御や車楽などが行われます。
四季折々の美しさ
高砂神社は四季折々に美しい景色を見せてくれます。春には桜が咲き誇り、境内や参道はピンク色に染まります。桜の下で花見を楽しむ人も多く見られます。夏には新緑が眩しく、涼しげな風情を感じられます。夏の夜には灯籠や提灯が灯され、幻想的な雰囲気になります。秋には紅葉が美しく色づき、赤や黄色やオレンジ色に彩られます
文化と伝統
高砂神社には、日本の文化や伝統に関連する様々な要素があります。例えば、境内には国の重要文化財に指定されている本殿や拝殿、楼門などがあります。これらの建物は江戸時代に建てられたもので、豪華な彫刻や装飾が施されています。また、境内には国の天然記念物に指定されている相生の松や、日本最古の銅鐘と言われる高砂鐘などがあります。これらの物は歴史的な価値や芸術的な価値が高く、見るだけで感動できます。
高砂神社には、神社の儀式や祭りにも注目です。例えば、毎月1日と15日には月次祭(つきなみさい)が行われます。これは神様に感謝と願いを捧げる儀式で、神職が祝詞(のりと)を奏上します。また、毎年1月1日には元旦祭(がんたんさい)が行われます。これは新年を迎える祭りで、初詣(はつもうで)をする人で賑わいます。初詣ではおみくじやお守りを買ったり、願い事を書いた絵馬(えま)を奉納したりします。
高砂神社 アルバム
高砂神社:謡曲「高砂」の誕生地
高砂神社は、日本の歴史と文化に深く根ざした神社の一つです。この神社は、謡曲「高砂」の発祥の地として知られており、結婚式などの特別な機会でよく謡われることで有名です。
謡曲「高砂」は、世阿弥によって作られたとされ、その美しい詞句「たかさごや~この浦舟に帆をあげて~」は多くの人々に親しまれています。結婚式の際にこの詞句が奏でられると、祝福と幸せが訪れると信じられています。
高砂神社の境内には、「尉(じょう)と姥(うば)」の由来となる特別な霊松、「相生の松」がそびえ立っています。この松は、根が一つから雌雄の幹が左右に分かれた独特の形状をしており、その姿は神秘的で信仰の対象とされています。多くの参拝者がこの松を訪れ、願い事を捧げることがあります。
さらに、高砂神社の境内には2013年に完成した能舞台「神遊殿」があります。毎年、10月になるとこちらの舞台で「高砂観月能」という特別な能楽の公演が開催され、伝統芸能に親しむ機会として多くの人々に楽しまれています。
高砂神社は、日本の文化と歴史を感じる場所であり、訪れる人々に豊かな体験と心温まる瞬間を提供しています。ぜひ一度足を運んで、その魅力をご自身で体感してみてください。
これらの要素が組み合わさって、高砂神社は謡曲「高砂」と深い関連性を持つ場所となっています。
アクセス情報
高砂神社へは、山陽電鉄高砂駅から南へ徒歩15分で行けます。また、じょうとんバス(高砂市コミュニティバス)高砂循環ルート「高砂神社」バス停下車でも行けます。車で訪れる場合は、神社近くに駐車場もあります。
観光スポットとアクティビティ
高砂神社の周辺には、観光スポットやアクティビティがたくさんあります。例えば、高砂市立美術館や高砂市立歴史民俗資料館などの文化施設があります。これらの施設では、高砂市の歴史や文化に関する展示やイベントが行われています。また、高砂市立図書館や高砂市民会館などの公共施設もあります。これらの施設では、本を読んだり、映画を見たり、コンサートを聴いたりすることができます。
訪れる際のヒントと注意事項
訪問者には、神社の敷地内ではマナーを守ることをおすすめします。例えば、境内では大声を出さない、ゴミは持ち帰る、写真撮影は許可が必要な場所もあるなどです。また、祭りの日や休日は混雑することがありますので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
まとめ
以上が高砂神社の魅力と四季折々の美しさについての紹介でした。歴史と文化が息づく高砂神社は、一年を通して訪れる価値があります。四季折々の風景や祭り、地元のグルメなどを楽しみながら、日本の伝統や文化を感じてみてください。次回の訪問を心からお待ちしています。
コメント