こんにちは
今年は近所のドラッグストアでお屠蘇を見る機会が多くて、かってみました!
いつも正月には暑感を飲むだけだったので興味津々
そんな、わたしがお屠蘇について調べてみました
新年を迎えるとき、私たちが願うのは「家族の健康」と「幸せ」ではないでしょうか。日本には、そんな願いを形にした素敵な伝統があります。
それが「お屠蘇」です。薬草が詰まった薬膳酒としての効果を持つお屠蘇は、体を温め、邪気を祓うために昔から親しまれています。今年の元旦は、お屠蘇を飲みながら一年の健康を祈りませんか?
一年の始まりに健康を願って。お屠蘇で邪気を祓おう
新年を迎えるとき、日本の伝統的な風習として「お屠蘇」を飲む文化がありますよね。お屠蘇は、ただのお酒ではありません。体を整え、一年を健康に過ごすための薬膳的な意味を持つ飲み物なんです。今日はお屠蘇の由来やその効能、家庭で楽しむ方法についてご紹介します。
お屠蘇の由来
お屠蘇の起源は、嵯峨天皇の時代、約1100年以上前に遡ります。中国から来た博士・蘇明が伝えたこの風習は、天皇が新年の儀式の際に邪気を払うために飲んだのが始まりだと言われています。そこから、国民にも広まり、「元旦にお屠蘇を飲むと一年間邪気を祓い、健康と幸福が訪れる」という言い伝えが根付いたのです。
お屠蘇の効能
お屠蘇は、ただの祝い酒ではなく、複数の薬草を配合した薬膳酒です。その材料一つひとつに、体を整える効果があります。
- 桂皮(シナモン):血行を促進し、冷えを改善します。
- 山椒:消化を助け、胃腸を整えます。
- 陳皮(みかんの皮):食欲を促し、胃もたれを防ぎます。
- 桔梗:喉の調子を整え、風邪予防に効果的です。
- 大茴香(スターアニス):消化促進やリラックス効果があります。
- 丁字(クローブ):体を温め、免疫力を高めます。
- 浜防風:風邪を防ぎ、体をデトックスします。
これらの薬草の力で、一年の健康をサポートしてくれるのがお屠蘇なのです。
お屠蘇の作り方
自宅で簡単に作れるお屠蘇。伝統を楽しみながら健康を願う時間を過ごしましょう。
材料:
- 清酒:1合(180ml)
- みりん:30ml〜50ml(または砂糖小さじ2〜3杯)
- お屠蘇セット(市販の薬草パック):1袋
作り方:
- 清酒にお屠蘇の薬草パックを6〜7時間浸します。
- みりんを加えて甘さを調整します。
- 温めても冷やしてもお好みで楽しめます!
お屠蘇を飲むタイミングと飲み方
お屠蘇は元旦の朝に、家族全員で飲むのが一般的です。「年齢の若い順」に飲むのが習わしとされています。これは「若い者が先に飲むことで、厄を引き受けて家族全員を守る」という意味があるんですよ。
まとめ:お屠蘇で一年を健康に!
新年の始まりに、お屠蘇を飲むことは、単なる習慣ではなく、健康と家族の幸せを願う大切な行いです。薬草の効能を感じながら、今年一年の健康を祈ってみてはいかがでしょうか?自宅で簡単に作れるので、この伝統をぜひ楽しんでみてくださいね。
今年もみなさんにとって素晴らしい一年になりますように!
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