宗佐厄神八幡神社: 加古川の歴史と伝統が息づく神聖な聖域

こんにちは!
天照皇大神に会いたいな~って加古八幡神社に行って、時間があったので、近いし、お伊勢さんをまつっている宗佐厄神八幡神社にも足を延ばしてみました

宗佐厄神八幡神社は、加古川の静寂な自然の中に佇み、厄除けと縁結びの神様として信仰を集めています。

八社のお宮が祀られた神聖な境内は、歴史と伝統の深い息吹を感じさせ、訪れる者を心静かに包み込みます。

この記事では、神社の由緒や八社の祭り、そして地元の信仰の深さに迫ります。

目次

宗佐厄神八幡神社: 加古川の歴史と伝統が息づく神聖な聖域

兵庫県加古川市に佇む宗佐厄神八幡神社は、通称「厄除八幡宮」または「厄神さん」として親しまれ、その歴史と神秘的な雰囲気で知られています。創建は天平勝宝元年(749年)で、孝謙天皇の勅願所として誕生しました。

祭神は品陀別命、息長足媛命、仲姫命。特に注目されるのが毎年2月17日と18日に催される「厄除大祭」で、これは「播州地方に春を告げる祭り」として、地元でもっとも重要視される祭りの一つと言われています。1月1日の歳旦祭から12月31日の大祓まで、神社は年間を通じて多彩な神事に包まれています。

神社の由緒ある歴史には和気清麻呂の伝説が絡んでいます。神護景雲3年(769年)、清麻呂が厄神の名のもと、襲撃される中で現れた巨大な猪に救われたという逸話が厄神八幡神社の名前の由来となっています。

古墳時代の石棺

神楽殿

本殿

宗佐厄神八幡神社の輝く祭典: 小宮八社祭

宗佐厄神八幡神社では、年に一度、境内に鎮座する八つの神社を讃える「八社のお宮祭り」が繰り広げられます。これは、各宮がそれぞれ異なる神様を祀り、地元の信仰と歴史を称える重要なイベントです。

五社の宮:

  1. 稲荷社(いなりしゃ)
    • おいなりさんの愛称で知られる保食神(うけもちのかみ)を祀ります。
  2. 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
    • お伊勢さん、伊勢神宮の神様が祀られ、その威容と崇高さが感じられます。
  3. 高良社(こうらしゃ)
    • 武内宿弥(たけうちのすくね)八幡さんの老臣である長老の神様を敬う神社。
  4. 若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)
    • 仁徳天皇、本殿のご祭神である八幡大神の子供を祀ります。
  5. 武塔社(むとうしゃ)
    • 須佐男命(すさのおのみこと)を祀り、京都八坂神社が本宮とされ、疫病を除ける神社です。
  6. 愛宕社(あたごしゃ)
    • 火加具土神(ほのかぐつちのかみ)を祀り、愛宕さんの愛称で親しまれる火と台所の神様。

二社の宮: 7. 天満社(てんまんしゃ)

  • 菅原道真(845~903年)を祀り、学問の神様として崇敬されます。
  1. 秋葉社(あきばしゃ)
    • 火加具土神(ほのかぐつちのかみ)を祀り、秋葉さんの愛称で親しまれる火と台所の神様。

これらの神社は、神聖な空気に包まれ、祭りの日には賑やかなパレードが行われ、伝統的な舞踏や神楽が奉納されます。地元の人々や参拝者は、神聖な雰囲気と歴史を感じることができるこの祭りに、心と魂を込めて参加しています。宗佐厄神八幡神社の「八社のお宮祭り」は、地元の宗教文化と歴史を垣間見る絶好の機会となっています。

天照皇大神と天照坐皇大御神の違い

天照大神を指す名前として、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)の二つがあります。

これらの名前は、伊勢神宮や古い文献での正式な表記や、神職が神前で使う名前として認識されています。
しかし、両者には特に違いはなく、どちらも天照大神を指す同じ存在を示しています。

アクセス

アクセスはJR加古川線の厄神駅から徒歩30分。境内に足を踏み入れれば、美しい自然と神聖な雰囲気が訪れる者を迎えます。特に厄除大祭の時期には、地域の人々と観光客が一堂に会し、賑わいを見せます。

まとめ

兵庫県加古川市に佇む宗佐厄神八幡神社は、厄除けや縁結びの神様として親しまれ、歴史と伝統が交錯する神聖な場所です。境内には八社のお宮が鎮座し、その祭りや伝説は地元の人々に愛されています。



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