【献立】大寒にぴったり!肉団子と金針菜で心も体も温まる薬膳ごはん

【献立】大寒にぴったり!肉団子と金針菜で心も体も温まる薬膳ごはん

こんにちは!主婦歴20年以上、四人家族の母です。毎日の献立づくりに悩む中で薬膳に出会い、普段食べているものに隠れた効能や意味を知る楽しさを発見しました。まだまだ初心者の私ですが、薬膳を取り入れた献立をブログで紹介しながら、皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。

【献立】大寒にぴったり!肉団子と金針菜で心も体も温まる薬膳ごはん

今日は24節気の「大寒」にぴったりな、体を温めて潤す薬膳メニューをご紹介します!寒さの厳しいこの時期に食べるべき食材や中医学の知恵を活かし、簡単でほっこりするレシピを用意しました。


大寒とは?72候も解説!

「大寒(だいかん)」は、1年で最も寒さが厳しくなる時期。冬至から約30日後に訪れ、立春の直前まで続きます。寒さの中で体は冷えやすく、免疫力が低下しやすいので、体を温める食材や、潤いを補う食材を積極的に摂ることが大切です。

72候(しちじゅうにこう)では…

  • 款冬華(ふきのはなさく):寒さの中、ふきのとうが咲き始める頃
  • 水沢腹堅(さわみずこおりつめる):沢の水が凍り、氷が厚くなる頃
  • 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく):鶏が春に備えて卵を産み始める頃

これらは寒さの中でも春を感じさせる兆しを教えてくれます。


献立紹介

今回の献立は以下の通りです:

  • 南京町のジャンボ餃子(おまけ)
  • ゆでキャベツと大根おろし
  • クコの実入りおかゆ
  • 金針菜と白キクラゲの団子入り白菜としめじと長ネギの煮物

なぜこの献立が「大寒」におすすめなのか?

1. 冷えた体を温める食材たち

  • 白菜、長ネギ、しめじは体を温め、消化を助ける効果があります。寒さで弱りがちな胃腸をサポートしてくれるので、大寒の季節にぴったり。
  • 金針菜(きんしんさい)は、血流を良くし、むくみを改善する効果が期待できます。冬の冷えで滞りがちな血液循環を整えます。

2. 乾燥対策に潤いを補う食材

  • 白キクラゲは中医学で「美肌のキノコ」とも呼ばれ、体の潤いを補って乾燥肌や喉の渇きを改善します。
  • クコの実は血を補い、疲れ目や乾燥した体を元気にする食材。おかゆに入れて優しく体を温めます。

3. 消化に優しいメニュー
寒さで疲れた胃腸に負担をかけないよう、煮込み料理やおかゆを取り入れています。


レシピ

金針菜と白キクラゲの団子入り白菜としめじと長ネギの煮物

材料(4人分)

  • 鶏ひき肉:300g
  • 金針菜(乾燥):10g(戻しておく)
  • 白キクラゲ:10g(戻して細かく切る)
  • 生姜(みじん切り):1片分
  • 白菜:1/4個
  • 長ネギ:1本
  • しめじ:1パック
  • 醤油:大さじ2
  • 酒:大さじ2
  • 出汁(鶏ガラや昆布):600ml
  • 塩:適量

作り方

  1. 金針菜と白キクラゲを戻し、水気を切る。鶏ひき肉、生姜、塩少々と一緒に混ぜて団子を作る。
  2. 白菜はざく切り、長ネギは斜め切り、しめじはほぐしておく。
  3. 鍋に出汁を入れて沸騰させ、団子を入れて火を通す。
  4. 白菜、長ネギ、しめじを加え、醤油と酒で味付け。弱火で15分ほど煮込む。

クコの実入りおかゆ

材料(4人分)

  • 米:1合
  • 水:6カップ
  • クコの実:大さじ2
  • 塩:少々

作り方

  1. 鍋に洗った米と水を入れ、強火で加熱。沸騰したら弱火にし、30分ほど炊く。
  2. クコの実を加え、さらに5分煮る。塩で味を調える。

まとめ

大寒は一年で最も寒い時期。そんな時こそ、体を内側から温め、潤いを補う食材を取り入れた献立が重要です。今回の献立では初心者の方でも作りやすいレシピで、家族みんながほっこりと温まる薬膳メニューを提案しました。

ぜひご家庭でも試してみてくださいね!食べるもので体を作り、寒さに負けない冬を一緒に乗り越えましょう♪

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