明石の聖地巡礼：薬師院ぼたん寺と素戔嗚神社の神秘的な世界へ

2023-09-13

明石の神社を待っていたら、素戔嗚神社があるというので、行ってみたら、ぼたん寺の隣でした。

近くに看板がたくさんあったので、いずれ行こうと思っていたので、うれしかったです

明石の聖地巡礼：薬師院ぼたん寺と素戔嗚神社の神秘的な世界へ

薬師院（ぼたん寺）：明石の花と歴史を訪ねる

明石市に佇む薬師院、通称「ぼたん寺」は、高野山真言宗に属する寺院です。この美しい寺院は、明石市の宝とも言える存在で、その歴史と魅力に迫りましょう。

歴史と由来

薬師院（通称：ぼたん寺）は、兵庫県明石市魚住町西岡に位置し、高野山真言宗の寺院である。この寺院は、明石西国霊場第7番札所および播磨八薬師霊場の1番札所として知られています。

その歴史は古く、起源は天平2年（730年）に行基によって建立された清冷山閼伽寺に遡ります。伝承によれば、行基がこの地を訪れた際、錫杖を地に突き立てると霊水が湧き出し、その中から薬師如来像が現れたとされています。この出来事を契機に、薬師院が建立され、薬師如来像が祀られるようになりました。

ぼたん園の美

また、「ぼたん寺」という通称は、明治初期に当時の住職が根を薬用にするためにボタンを植えたことに由来しています。

現在、薬師院の境内には2千平方メートルに及ぶ見事なぼたん園が整備されており、開花時期には約50種類、約2000株ものボタンが咲き誇ります。

このぼたん園は、美しいボタンの花々で知られ、多くの訪問者がその魅力に魅了されています。

アクセス方法

薬師院へのアクセスは以下の通りです：

山陽電車山陽魚住駅から徒歩約15分
山陽電車東二見駅から徒歩約20分
JR魚住駅から徒歩約20分
tacoバス「ぼたん寺口」バス停から徒歩約5分

薬師院（ぼたん寺）は明石市の歴史と文化の象徴

薬師院（ぼたん寺）は明石市の歴史と文化を象徴する存在です。行基によって創設されたこの寺は、古代の知恵と信仰の結晶であり、季節ごとに美しい表情を見せてくれます。明石市を訪れた際には、ぜひ薬師院のぼたん園に足を運び、その美しさと歴史を堪能してみてください。

ボタン寺（薬師院）：四国遍路の旅を明石で体験

明石市に佇むボタン寺、通称「ボタン寺」は、その美しいぼたん園で知られていますが、実はここにはもう一つの魅力が隠されています。「四国八十八ヶ所お砂踏み霊場」が設けられており、四国遍路の旅を体験することができるのです。

四国八十八ヶ所お砂踏み霊場とは

四国八十八ヶ所霊場は、四国に点在する88の札所を巡る遍路の旅です。しかし、遠方への旅行が難しい方や体力的に厳しいと感じる方にとって、四国遍路の功徳を手軽にいただける「お砂踏み霊場」が考案されました。各霊場のご本尊様の写し仏をお祀りし、八十八ヶ所霊場で集めたお砂を踏みながら礼拝を行うことで、お四国を巡ったことと同じ功徳を得ることができると信じられています。